9000打御礼が書き上がる前に10000打行ってしまったって言うかもう、11000打越えてんじゃねぇか…
す、すいませんでした…何ヶ月かかってんだよ…ってな。
そのくせいいものは出来てないとかもう、もう、申し訳ない…。
と、いうことで、9000打踏んでくださったのはタオルさんPL様!
年末絵茶会で一瞬だけご一緒しましたね!またご一緒したいです。
タオルさんのいい女っぷりに此方は惚れ惚れしてましてね…旅をしていた、との設定らしいので何処かの町ですれ違ってるかもね^^
とか妄想していてすみませんwww
んで、リクの内容ですが。
ハロルドSSで、栗を調理中虫と遭遇!的なバトルかギャグかほのぼのか裏…
って、え!?wwwwwwwwwwwwwwww
虫と裏!!!?
リク内容見た瞬間吹いたんですけどwwwwww
ちょっと考えたんですけど、盛大にハロルドの脳内が可哀想な夢落ちとかになりそうなんで、其処は自重しました…w
ハロ裏は別の機会に><←←←
な、わけで以下続きに格納はハロがひたすら栗剥いてるSSです。
そこかしこに気持ち悪い虫表現が入っているので、虫が嫌いな人&栗剥いて食べるのが好きな人は読まないことw責任取らないよw
今回も、こんなしょうもないブログに足をお運びいただき、誠にありがとうございました!
こんなブログが5000ヒットを迎えましてね。なんだろう、みんな天使なの?
そんなわけで(?)
5000をお踏みあそばしたトキさんのリク、トキポルでシリアスなラブラブ。
トキポル!スタ学一の夫婦を描写していいので!?
と滾ったものの・・・すいません・・・ちょっとラブ置き去り・・・。
これが私に映るトキポルなのか、と言ったらそれは総てではないのだけれど。
こんな幕間もあったのではないだろうか、という一時。
ほんのり寂しくて、それでも繋がってる。
まだ全然途中なんだけどこのままこっそり取っておくと続きをかかなそうなので、曝すことにした恥さらし紅。
ちなみにシギカズ。
これの前に『剃毛』を読んで置くとおちが分る(分かっていいのか
8.28.3:40
SSに関係ない追記。
こ、このブログを見ていただと・・・・・・・・・・・・・。
何たる不覚!!!!恥ずかしすぎるうううううううううううううっ
照りつける太陽は真夏と言うほど激しくもないが、素肌に沁みこむ様に不快な直射日光で。
それを照り返した白い砂浜はじりじりと焼け焦がそうとするフライパンの如く。
唯一爽やかとも言える寄せては帰る波音は、今や騒ぎまわる客たちの甲高い声で掻き消えた。
太陽、砂浜、波。
いわゆる海、海水浴。
自然が多く、気候のいいここ、テラでは5月も下旬になれば海水浴が出来るようになる。
6月も半ばまで入ろうというこの時期となれば、砂浜は海水浴客で溢れかえり、活気に満ちることは誰もが分かること。
しかし、今こうして波打ち際に突っ立っている黒髪の男、ジョシュは海水浴、なんてものとは縁遠そうな至極不快な表情で前方を睨みつけていた。
「ジョーくーん!泳がないのー!?」
前方に居るのは同じく黒髪を高く結い上げた愛、という男。
寮の部屋が隣で、いつの間にか付き纏われ・・・もとい仲良くなった奔放な奴だ。
現在もちっともこちらの状況を解さない様子で、ぶんぶん陽気に手を振っている。
それが彼、と言えばこの二人の関係性がどういったものかは大抵の人間が分かってくれると思う。
突き放せない自分も同罪と言えば同罪なのだが・・・などと嘆息し。
「・・・飲み物買って来る」
そう一言だけ告げてその場を離れた。
正直、燦燦と降り注ぐ太陽光の下にいるのは辛かったし、足に濡れた砂が纏わり付く感触もなんだか不快で。
一刻も早くこの有様から逃げよう、ざくざくと砂浜を踏みしだきながら今朝の会話を思い出していた。
思えば今日と言う日が始まったときから、己の自由はなかったのかもしれない。
朝、朝日よりも目覚ましよりも先に、けたたましい呼び声で目が覚めた。
否、覚まされた。
寝るときに鍵を掛け忘れたのか、どうにかして開けたのか(前者だと願いたい)目の前には既に弾けんばかりの笑顔を湛えた愛がいて。
制服の時よりも格段にラフな格好と、肩に下げた大荷物。
嫌な予感しかしなかったので反対を向いて二度寝を決め込もうと目を閉じたのだが。
『海行くぞー!!』
と耳元で怒鳴られてぷつり、とどこかの血管が切れた。
誘うにしても急すぎるし、それほど海に魅力も感じないので煩いと怒鳴って追い出そうと体を起こしたが、そこを抱えられ。
何故か迷うことなくてきぱきと人の学校指定水着だのタオルだのを取り出して鞄に詰め込み、あまつさえそのまま外に連れ出そうとするので。
『せめて着替えさせろ』
と断念して引きずってこられた。
寮の外に出てみると見たことのある奴からない奴まで、学園の生徒が何人か集まってて、結構な大所帯であったことを始めて知った。
しかもまた、この強引な男が主催のように皆を仕切り、それでいてずっと逃げようとするこの腕を引っつかんでいるので、帰るタイミングなどあるはずもなく。
何がなんだか分からないうちに砂浜に突っ立っていた、とそこまでが状況である。
海に着いた途端、皆それぞれ泳いだり、海の店を冷やかしたり、ビーチボールを始めたりとそれなりに楽しみ始めたようだったが。
寝起きのまま引っ張り出されたジョシュははっきり言って皆のテンションについていけない。
それこそいつでもテンション最高潮の隣人に合わせることなど不可能で。
眠気、苛立ち、疲れ、様々なものが体を支配してなんだかだるくなってきた。
ひとまず日陰に居たい、と本能の赴くまま海の家のほうへと足を進め、でかでかと売り物の書き出された看板を仰ぎ見る。
当たり前かもしれないが市場と似たような品揃えなのに、それよりも少し割高。
そんなところまで馬鹿馬鹿しいと思ってしまうのは、つまらない性格なのだろうか。
いや、そう感じてしまうものは仕方がないと思う。
とはいえ、何も買わないで海の家に転がり込むのは気が引けるし、まぁ喉も渇いた。
飲み物の一本くらいは必要経費だ、などと言い訳して(後で愛に払わせようなんて思っていない)ポケットの財布を探った。
「あのー、お一人ですか?」
ふと、女独特の少々鼻に掛かったような高い声がかかる。
一瞬誰に言っているのか分からなかったが、近くに居るのはジョシュと海の家の店主だけ。
まさか店主に一人か、などとは聞かないだろう。
そうすると必然的に声をかけられたのは自分ということになるので、仕方なしに振り返る。
振り返った先に居たのは一人ではなかった。
茶色い髪を丁寧に巻いた背の高い女と、金に近い髪を・・・ああ、もうどうでもいいか。
つまるところ若い女が二人、何が楽しいか分からないがにっこり、と擬音がつきそうな笑顔で小首を傾げているのだ。
「一人でこんなとこ居るわけないだろ」
「そうですよね!さっき海に居たポニーテールの男の子と一緒なんだよね?うちらも二人なんだけど」
「うん、一緒に遊びませんかー?」
ひく、と眉間に深く深く皺が刻まれる。
そもそもこの状況自体あまり好ましくないのに、相手の二人の面倒な口調も気に食わない。
そうですよね、って分かっているなら聞くな、とか。
無駄に語尾伸ばすな気持ち悪い、とか。
とりあえず気分はより一層急降下して、何もかもが海へ連れ出したあいつのせいだと今すぐ大声で罵りたくなった。
依然照りつける太陽と、この面倒なやり取りに対する苛立ちからか、段々と頭がくらくらしてくる。
ほんの少しでも頭痛を抑えるように、相手に面倒だと思ってることを伝えるようにあからさまに米神を指で押しながら。
「悪いが二人じゃない、他をあたってくれ」
「えー」
「でも、君ら二人仲いいんでしょ?抜け出してきちゃいなよ」
埒が明かない。なぜ空気を読まないんだ。
酷く、それはもう酷く気分を害してその場を立ち去ろうと溜息を一つつき、彼女らに背を向ける。
これだったら泳がなくとも愛のそばで海に浸かっていたほうがいくらかましだ。
ざくざく、と大股に絡みつく砂を振り払いながら元来た道を戻ろうとするが。
「ねー、いいでしょ?」
女の片割れがしつこく腕を取ってくる。
サービスか何かのつもりなのか艶やかな笑みを浮かべながら体を押し付けて。
鬱陶しい。
浮かぶ感情は一つだけ。
どろりと脳が暗く澱む。
なぜ自分がこんな思いをしなくてはならないのかと、目の前がぼんやりと霞むようだ。
頭が割れるように痛くて、眉間に皺を寄せた表情から、辛辣に顰めた表情へと移り変わる。
無理やり腕を振り払おうと、振り返り様腕をふるうが。
くらり。
視界が、暗転した。
突き抜けるような頭への鈍痛に、真っ直ぐ立てない。
全身の力が抜けていく。
背中に、濡れた肌が触れた気がした。
額に、何か触れている。
冷たい・・・タオル?
背中に触れているのは井草の感触か。
一定感覚で送られてくる風が気持ちいい。
瞼の奥でぼんやりと覚醒した意識がそれらを認識して。
はっ、と驚いて目を開いた。
いったい何が起きたんだ、と。
辺りを確認しようと視界を見渡せば、すぐに映りこむのは長い黒髪。
「おー、ジョー君、目覚めた?」
「愛・・・?」
ほんの一瞬前まで大声で罵倒してやりたいと思っていたその姿に他ならない。
しかしその表情がなんとも心配そうな笑顔で、しかもどこかほっとするような印象で、何も言えなくなってしまう。
気付けば一定に送られていた風は彼が団扇で扇いでくれていたものらしい。
「日射病だってよ、気付かなくてごめんな」
そう言ってどこか申し訳なさそうに笑う。
日射病。
そうか、だから体がだるくて頭が痛かったのか、ど合点がいった。
おそらく寝起きに朝食も水分もとらず、浜辺に突っ立ったのが悪かったのだろう。
しかもあの女たちと話してイライラを募らせたのがとどめか。
思えば意識を手放す寸前に、愛の声を聞いた気がする。
そうか、彼が助けてくれたのか。
いつもいつも面倒ばかり連れてくるのに、こんな時ばかり誰よりも素早くて、誰よりも優しいなんてずるい。
未だ少し熱い息を吐きながら、そんなことを思った。
「愛」
「ん?」
「・・・ありがとうな」
「・・・おー」
額に置かれた湿ったタオルを目元までずり下げて、再び目を閉じる。
視界には映していないが、嬉しそうに満面の笑みを浮かべる、愛が気配で分かった。
バンドパラレルネタです。内容などありません。
長い、レコーディングを終えた夜だった。
そもそもレコーディングだけなのだから、長くなるのはヴォーカルのジョシュだけの筈だったのだが。
歌の雰囲気ですぐに曲調変えるからスタンバイしておけ、と傲慢なミキサーは帰らせようとしないし。
かと思えばミキサーもヴォーカルも納得いかない、とか言って何度も歌い直しをする上、気分展開だとかで休憩を入れ。
退屈だから、と覗いたスタジオでは唯我独尊なピアニストにとっ捕まって缶詰にされた。
もう深夜とも言える時間だし、腹は減るし、結局レコーディングは見直し後、後日という事にもなって。
一言で言って「面倒」な夜だったのだ。
その上。
「申し訳ありません・・・今は、満席で・・・」
と、行きつけの飯屋にも拒否される始末。
悪目立ちする己が外から見えないように配慮してくれたり、深夜帯まで営業していたりとなかなかに便利な店だったのだが。
そこでごねても仕方がない。
溜息を一つついて、当の男、ハロルドは硬いブーツを引き摺りながら、こうして帰路についているのだ。
時間のせいで大した音もなく、暗闇に沈む世界はなぜだか余計に空腹を感じる。
早く食物をよこせと要求する胃を外側から撫でて、ガチャリ、と自宅の扉を開いた。
部屋の明かりをつけ、ベッドに放られた煙草を手に取る。
床に落ちたライターを拾うのと同時に口には煙草が一本。
金属の蓋が開く音と、短いガスの音がして赤い炎が目の前に揺れた。
口内に広がる苦味、今は空いた腹に余計に染みる。
再びその二つをベッドに投げて、のろのろと上着を脱ぎながら冷蔵庫を開けに小さなキッチンへと向かった。
「あー・・・やべぇ、なんもねぇよ」
脱いだ上着はカウンターの椅子へ引っ掛け、煙を吐き出しながら覗き込む冷蔵庫。
勿論食材は色々と入っているが、彼が言うのは「すぐに食べられるものが」ない、ということ。
疲れているのになぁ、と眉を寄せながら野菜室を開けると何故だか大量にしまわれている茄子に気が付いた。
一瞬己の時が止まるが、まぁいいか、どうせだから使おう、と其れを取り出し。
他にジャガイモと玉葱、トマトを取り出してそこを閉めた。
其れをカウンターに並べてどうしようかと顎に手をやるが、すぐに何か思いついたようで冷凍室を開ける。
取り出したのは白いソースのようなものを凍らせたもの。
「おー、残ってた」
いつ作ったんだかは残念な事に忘れたが、冷凍していたのだから平気だろう、とその牛乳などを含んだ柔らかなソースをオーブンレンジに突っ込んだ。
短くなった煙草をカウンターの灰皿に押し付けると、続いて鍋に湯を沸かしながら腕をまくり、手を洗って包丁とまな板を取り出す。
久しぶりに出した、なんて考えながらさくさくとジャガイモを薄く切って鍋に放った。
茹で加減は・・・適当だ。火が通っていればいい。
玉葱はみじん切りにして避け、トマトもざっくりと切って避ける。
茄子は縦に8分割・・・程度でいいか。
熱したフライパンにオリーブオイルを注いで茄子を揚げ焼きに。
じゅわーっといい音が響いて食欲がそそられる。
茄子が油を吸ってしんなりしてきたところで取り出しておいた。
同じフライパンに今度はラムひき肉を・・・と思ってチルド室を開けた、が無かった。
まぁ鶏でもいいや、と鶏ひき肉を取り出して計るのも面倒なので一パックそのままフライパンに投入する。
肉の焼ける独特の音が響いて、油がはねる。
たいそう面倒だが後の掃除のほうが面倒なので其れをいちいち布巾で拭った。
油はねが落ち着いたらみじん切りにした玉葱、トマトを加えてさらに炒め、水と固形ブイヨンを入れてしばらく煮詰める。
その間に酒でも用意しとくかなー、とグラスを用意したところで部屋のインターホンが鳴った。
こんな時間に誰だ、と不審がるが、だからといって強盗だなんだと怖くも無い。
ぴんぽーん、ぴんぽーん、と一定の間隔で鳴る音のほうが不快で、グラスをカウンターに置き、玄関へと向かった。
ガチャ、とドアを開けて外を見るとそこに立っていたのは己に負けないほど嫌そうな顔をした件のヴォーカルと、酷く楽しげなミキサー。
ミキサーの方は酔っ払っているようにも見える。
こいつら息抜きとか言って酒飲んできたのか、と多少苛立ったのは顔に出ていたかもしれない。
「・・・・・・なんの用だ」
「ハロー!!パン焼いてきた!食おー」
「・・・・・・・・・・・本当はみんなで食うために焼いてきたらしい、が解散になって・・・悔しかったからとりあえず誰かに食わせたい、らしい」
「だからって何で俺の家に・・・」
「近かったからだ」
額を押さえる。なんだろう、この二人の疲れるテンションの差は。
ミキサーの愛はノリノリのようだが、ヴォーカルのジョシュは・・・まぁ、無理やり引き摺って来られたのだろう。
しかめっ面が微妙にすら崩れない。
面倒を増やすなといわんばかりの己の視線に、貴様もこの面倒さを味わってみろといわんばかりの視線が重なって軽く火花でも散りそうだ。
「なー、ハロー。これ何作ってんの?水分無くなってるよー」
「あんだと、火ぃ止めとけ。ちっ、しゃーねーな。上がれ」
いつの間にか部屋の中に入り、堂々とキッチンを覗き込んでいる愛には呆れるしかない。
とはいえ、思いつきで始めた料理ももう佳境だ、そちらには手を加えなくてはいけないし、いつまでも押し問答している場合ではない。
キッチンへ再び戻ると其れはもう楽しげな表情で愛がフライパンを覗き込んでいる。
今にもそこらへんにある調味料を無駄に入れそうなのでそこから追っ払うように手を振って、逆にジョシュを呼びつけた。
「お前パン切っとけ。んで切ったらトースターで5・・・8分?」
「おい、数値が半端すぎる。なんだその開きは、どっちだよ」
「知らん。焦げ目が付いたら出せ」
そんな風にやり取りしながらそのオーブンから解凍していたソースを取り出す。
いい具合だ。キッチンにクリーミーな匂いが漂った。
耐熱用の皿を・・・3個用意して、茄子を敷き、上にひき肉・・・ジャガイモ、ソースと順々に重ねながらふとジョシュの方を見れば。
パン切り包丁片手になにやら真剣な眼差しで。
「・・・・・ジョシュ、お前包丁大丈夫だろうな」
「・・・・・なんだと、馬鹿にするな」
とか言いながらプルプル手を震わせてパンと見詰め合っているので、それ以上触れない事にする。
さすがにパン切るだけで手ぇ切ったりしないだろ、と。
再び冷凍室から細かいチーズと取り出していると再びインターホンの音が。
ここまでくると嫌な予感しかしない。
しかも家主の断りも無く玄関に出て行く愛が少し憎らしい。
インターホンから数分、部屋の方がすぐに騒がしくなって、鬱陶しげに目線を上げるとやはりというかなんと言うか、人口が二人、増えていた。
「・・・・・なんの用だ、シギ、ブルー」
「あのね!トキもポルカもアニーいないし、ボクおなかすいちゃった!」
「俺は・・・別に。たまたまシギに見つかって」
「超いいタイミングじゃん!今ハロがなんか作ってっから俺のパンと一緒に食べようぜー」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
何故家主を置いて勝手に話が進んでいくんだろう。
しかし、彼らが相手ではそんな文句も通用しないか。
まったく、唯一の常識人は一体どこへ行ったのだ、と違う方向へ怒りを飛ばしながら隣のジョシュに「二人文追加」と言っておいた。
仕方が無いので皿をもう二枚用意して、先と同じように材料を重ねる。
一番上にチーズを細かく砕いて乗せ、其れが溶けるまでオーブンに入れると、先ほど油を拭いていた布巾を念入りに濯いだ。
ぎゅっと固く絞って広げ、部屋で騒がしくする中で・・・まぁ一番まともなブルーに投げ渡す。
「カウンターふいとけ」
一瞬なんで俺が、とでも言いそうに口を開いたが、他のメンバーを見回して諦めたようだ。
しぶしぶといった風に口を尖らせながらカウンターに布巾を滑らせる。
人数分のフォーク・・・は無いので、フォークと箸を出してカウンターに適当に並べて使い終わったフライパンを水に浸す。
そうこうしているうちにオーブンの中でチーズもいい具合に狐色だ。
別の布巾で熱くなった皿を取り出し、耐熱だからいいや、とそのままカウンターに並べる。
そのうちジョシュがパンも焼けた、というので適当に皿出して乗せとけ、と指示した。
・・・・・まぁ、突発で作ったわりには美味そうな食卓になったと思う。
「うわ、すっげー、うまそうじゃん!ハロ料理できたんだな」
「・・・ああ、意外、だな」
「やったー、ごはん!ごはん!」
「と、言うか何故俺がお前のパシリみたいに使われなきゃならないんだ」
だのと騒ぐ奴らを覗いて。
その夜の食卓はこんがり焼けたグラタン、手作りのパン。安っぽいお酒と。
・・・・・騒がしいメンバー。
ちなみにそのころNoir唯一の常識人は赤の兄弟と優雅にワインを嗜んでおりました。
【なんてお料理番組?勝手にジョー君不器用にして御免ね。本当はメスとか扱うのにね・・・】
お初はPL名@PC名でお入り下さい。
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カズ&ハロ:1
ハロ:8 休止1
宗:2
京:3 休止1
うちの子も人様の子も大好き。
いつも変な妄想してます。実にすみません。
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